車椅子テニスについて

車椅子テニスとは

車いすに乗って行うテニスです。ラケットを持った状態で車いすを操作してボールを追い掛け、打ち合います。

基本的には国際テニス連盟(ITF)のルールに則って競技が行われます。使用するコートやネットの高さ、用具(ラケット、ボール)も同じです。「2バウンド以内に返球可能」というルール以外はほぼ同じで、テニスの魅力が存分に味わえる競技です。

chair

車いすテニスの大会について

国際テニス連盟(ITF)が定めた世界で最も規模が大きい4つの国際トーナメント大会を「グランドスラム」と言います。 近年、国枝慎吾選手や上地結衣選手がグランドスラムの大会で優勝することも多く、日本選手の活躍により、日本の車いすテニスは世界一のレベルと言っても過言ではありません。

日本では、福岡県飯塚市で毎年開催されている「JAPAN OPEN」があります。ITF(国際テニス連盟)が公認する大会の中で、グランドスラムに次ぐグレードであるスーパーシリーズの大会で、世界のトップ選手が集結します。

court001

競技の面白さ

車いすの操作で難しいのは方向転換です。急いでタイヤの向きを変えるのは、難易度が高いです。 対戦相手はこちらがタイヤの向きを変えるような角度のボールを打ってきます。
タイヤの向きを変え、ボールに追いつきながら、車いすに乗った状態でボールに対処するのは、非常に難しい動きだと言えます。

選手たちは、自分がボールを打ち返した瞬間、コートの中央に戻り、相手がどこにボールを打っても対応できるように準備します。それでも相手の返球によっては追いつくことができず、相手にポイントを取られてしまいます。

そこで、相手が打ち返してくる場所を予測して準備することが大事になってきます。返ってくるコースを予測することで、早く準備して厳しい角度のボールにも対処することができます。 トップ選手になると、相手が打つよりも先に打球が来ると予測した方向に動いています。

para_b05

車いすテニスの指導について

理事長
私は「車いすテニス協会」のプロコーチです。
車いすテニスの基礎から選手育成まで、幅広く指導いたします。
指導は、「型にはめず、テニス感覚を育てる」ことを中心に行います。楽しくなければ、テニスは成り立ちません。

一緒にテニスをしましょう。
タイトルとURLをコピーしました